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        <title>現場ドキュメント</title>
        <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/</link>
        <description></description>
        <language>ja</language>
        <copyright>Copyright 2010</copyright>
        <lastBuildDate>Wed, 28 Jul 2010 20:00:00 +0900</lastBuildDate>
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        <item>
            <title>人との出会いが今をつくる──関係した人の関わり方によって育ち方が決まる</title>
            <description><![CDATA[<ul class="secList">
<li class="clearfix">
<div class="textArea">
<p class="fs14 spacing10">「自ら課題を発見し、その課題解決に向け、周囲をリードしながら主体的に行動できる人財」。今、多くの企業がそんな"自律型人財"を求めて

います。どうすればそのような社員が育つのか。ヒントを求めて、現場で活躍する若手リーダーを訪ね、成長の軌跡を伺いました（聞き手：OBT協会　伊藤みづほ）</p>
<p class="fs16 spacing10"><em>シリーズ──「自律型の人財」の成長プロセスとは (2) </em></p>　
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_00.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>株式会社ベジテック　営業第3グループ課長<br>
大野真大さん（38歳）</em></p>
<p class="fs14 spacing10">
大野さんは、青果物商社大手のベジテックで新商品開発プロジェクトを担う若手リーダー。19歳で入社して野菜の配送担当からスタートし、大手スーパーから低迷していた注

文拡大などの数々の偉業を成し遂げてこられました。何が大野さんに影響を与え、自律的な人財へと導いたのか。じっくりとお話を伺いました。</p>
</div>
</li>
<li>
<p class="fs14 spacing05"><em>おおの・まさひろ</em></p>
<p class="fs14">1972年生まれ。中学・高校では野球部員として活躍し、高校卒業後に青果物商社の多摩サービス（現・ベジテック）に入社。配送担当、大手スーパーの営業

担当を経て現職。「国産たけのこの水煮」など、新商品の開発プロジェクトのリーダーを務める。</p>
<p class="fs14 spacing05"><em>株式会社ベジテック</em> （<a href=" http://www.vegetech.co.jp/" target="_blank"> http://www.vegetech.co.jp/</a>）</p>
<p class="fs14 spacing20">青果物の大手専門商社。加工センターや流通センターを全国的に幅広く展開。産地開発にも積極的に取り組み、安心・安全で新鮮な野菜・果物を

供給している。設立／1969年、資本金／4億3,750万円、従業員数／554名（臨時社員含、2010年4月1日現在）、売上高／542億円（2009年3月期）</p>
</li>
<li class="end clearfix">
<h3 class="fs18">「この人は本物だ」と感じる経営者に出会う</h3>
<div class="txt">
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　最初の上司である"親方"の教えや、大手スーパーを担当したときの上司に学ばれたことなど（前編参照）、大野さんの仕事に対す

る自律的な姿勢は、上司の方々の影響によるところが大きいのですね。</em></p>
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_01_b.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　もう一人、俺のサラリーマン人生を変えたのが社長（遠矢康太郎 代表取締役社長）です。2008年に名古屋のある会社から社長と

してうちに来て、初めて会ったときにこう言われたんです。「お前みたいにモノをはっきり言う奴は嫌いじゃないよ」と。実はその直前、会社の経営方針に納得できなくて、

反発していまして。そんな最中の社長交代で、新社長はそれを聞いていたんですね。続けてこう言われました。「文句を言うだけなら誰でもできる。プロジェクトを1つ担当さ

せるから、力のあるところを見せてみろ」と。</p>　　　　
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　どんなプロジェクトだったのですか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　新しい冷蔵システムの導入です。「お前らは相場がどうの、天気がどうのというけれど、鮮度を維持できる冷蔵システムがあれば

、旬のものや豊作で大量に収穫できたものを保存できれば、消費者の方々が手に入れにくい時期に提供できるし、生産者の方々にも無駄な廃棄をさせないですむ。相場が安い

ときに仕入れて、高くなってから売ることもできる。そうすれば、利益が伸ばせるだろう」と。そんな夢のような話が本当になったらいいなとは思いましたが、"プロジェク

ト"なんて聞いたことはあってもやったことはない。しかも、大学院卒の研究員と組めと言われて。俺は学がないでしょう。どうしよう、と。</p>
<p class="fs14 spacing10">そうしたら社長が、「サラリーマンなんてのは、人生に3回くらいチャンスがあればいい方なんだぞ。そのチャンスが早々に来たんだ。挑戦してみ

たらどうだ」と言うんです。それに、社長が今後ベジテックをどうしていきたいかという話も聞いて、すごくワクワクしました。言うことに筋が通っているし、社長の体全体

から溢れるエネルギーがとにかくすごかった。この人は本物だな、と。これは、ちゃらんぽらんなことはできないと、俺もやる気になったんです。</p>　 
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　学歴に関係なく、やる気があればチャンスが与えられるのなら、モチベーションも高まりますね。</em></p>
<p class="alignright"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_02_b.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　さらに「うまくいってるか」と進捗を聞いてくれて、「ここがネックになっています」と問題点と俺なりの解決策を相談すると、

「費用はかかっても構わないから、その案でいこう」と、その場で決裁してくれる。うまくいっていると、「それ、次の会議で発表してよ」と。発表するほどのことではない

ですと言うと、「なぜ共有しないんだ。お前の成功に感化されて、やる気のある奴が一人でも出てくれば、会社としては財産なんだ」と。</p>
<p class="fs14 spacing10">社長は社員がどんな仕事をしていて、何に困っているのかといったことを、本当によく知っています。当時は管理職でもなかった俺のことも含め

て、社員のことをよく見てくれているんですよね。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　遠矢社長のように「財産」だと考えてくださると、"自分はこの組織にいていいんだ"という自己肯定感が芽生えて、難題を与えら

れても立ち向かうエネルギーが湧いてくるのではないですか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>	そうですね。例えば、こちらから何かアイデアを出したときに、社長は、まず「いいね」と。で、「それって、先々はどういう風

に考えてるの？」とこちらのビジョンを聞いてくれて、「こう考えています」とやってみたい事を伝えると、「いいね。じゃあ、いつまでにやる？」と。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　やる気の芽を摘むのではなく、伸ばしてくださる。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　同時に、怖くもありますよ。やりますと言った以上は逃げられないし、いい加減なことはできませんから。社長にも、「泣きを入

れるなよ」と釘を刺されますしね。</p>
</div>
<h3 class="fs18">トレーニングの場での"知"との出会い</h3>
<div class="txt"> 
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　今はどんなプロジェクトを担当されているのですか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　いくつかやらせてもらっているものの1つに、2年前から取り組んでいる国産たけのこの水煮をつくる加工品開発があります。偽装

品が後を絶たない中、正真正銘の国産品で安心・安全な水煮をベジテックがつくろうじゃないかと。そいうプロジェクトなんですが、ここで初めて"考える"ということを経

験しています。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　といいますと？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　野菜を右に左に動かしていたときは、義理人情は大切にしようとか、そういう世界でやっていたわけです。まして、5年後、10年

後なんて考えたこともなかった。でも、たけのこプロジェクトではそれができたんです。1年目はモノづくりの経験や知識を蓄積し、2年目は志を同じくする同業者を募って連

合軍を結成しよう。3年目は売りを広げて、4年目、5年目にはベジテックの水煮は安心だという認識を定着させ、最終的にはシェアNo.1を狙おう、と。そういうビジョンを描く

ことができたんです。</p>
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_03_b.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　どうして、たけのこプロジェクトでは5年先のことまで考えられたのですか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　プロジェクトがスタートして少ししてから、会社の中堅幹部研修が始まりまして。そこで、また新たな出会いがあったんです。最

初は嫌で仕方がなくて、どのタイミングで寝ようかぐらいの気持ちでいたのが、講師の先生が話すことが、まったくブレない。俺たちを伸ばそうとしてくれる本気の思いも伝

わってきて、先生の言うことがすごく心に響くんです。トレーニングの課題も、やっていくうちにこれは役立つなと思うようになって。それで真剣に取り組むようになり、"

考える"ということを教わったんです。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　なぜ研修が仕事に役立つと思われたのですか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　研修では議論を繰り返すのですが、テーマは架空のものではなく、会社が今抱えている問題や会社の将来についての議論なんです

。今まで考えたこともなかったけれども、「自分たちで答えを出せ」と。研修では、考え方を学ぶための題材もいろいろと出されて勉強します。その題材も、俺が仕事で置か

れている立場や会社の状況とすごく似ていて、興味が持てたんですよ。俺は学校の宿題はまともにやったことはなかったけれど（笑）、研修の宿題は教わったことを忘れない

うちにやりたくて、翌日には書くようにしています。ワークシートをびっしり埋めていくから、周囲のメンバーからは「なぜそこまでやるのか」と不思議がられますが、興味

があるからやってるだけなんです。すごく考えさせられますので、頭を使うとこれだけ疲れるんだということを実感しますね。</p>
<p class="fs14 spacing10">それに、この6月からは"選抜リーダー研修"というものが始まって、初日のキックオフでは遠矢社長と常務から「事業部長を抜かすくらいの勢い

で成長しろ。生半可な気持ちでやるなよ」という話があって、研修の重要性もよくわかりましたし。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　教育会社に丸投げせずに、そうやってトップが自ら会場に足を運んで思いを伝えてくださると、研修に対するモチベーションも高ま

りますね。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　常務なんて「時間が許す限り来るからな」、と。こっちはいい迷惑なんですが（笑）、それだけ俺たちに託してくれるのなら、そ

の思いは裏切れないですよね。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　お話を伺っていますと、人を育てるということに対して、経営トップや上司の影響力がいかに大きいかを感じます。ただ、1つお聞き

したいのですが、大野さんご自身がそこまで仕事に真剣に向き合われるのはどうしてなのでしょうか。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　俺には過去に2度、逃げた経験があって、そのことを今も後悔しているんです。どちらも高校時代のことで、野球部に入部してピ

ッチャーを希望しながら、外野手に転向したんです。これが1度目の逃げ。ピッチャーの練習がキツくて、走りこみが投手より少ない外野手を選んだわけです。教師になる夢を

あきらめたのが2度目の逃げ。今でも熱を出して寝込むと、この2度のことが夢に出てくるんです。だから、どんな課題も逃げないで突き進む。討ち死にしたらそれでいいやと

、そんな思いでやっていて（笑）。それに、俺は周りの人達に本当に恵まれていますから、その期待に必ず応えたいと思っています。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　人には誰しも"逃げた"経験が何かしらあるのではないでしょうか。大野さんが、その後悔から目をそらさずにいらっしゃることが

すごいと思いますが、大野さんを信じて任せる経営トップや上司の方がいらっしゃることも大きいと感じました。本日はお忙しい中、ありがとうございました。</em></p>
</div>
</li>
</ul>

 <p class="fs14 spacing10"><em>・・・・　インタビュー後記　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br>


<br>

人はどのようにして育つのか</em></p>
<学歴の呪縛を捨てる！><br>
<br>
企業人としての能力を生得的なものと捉えている企業や人事担当者はことの他多い。<br>
出身校によって企業人としての能力や優劣が規定されるという前提があるために世でいういい学校の卒業生を獲得するということに躍起になっている。<br>
言葉を変えれば、企業人としての能力は学歴が決めるというパラダイムであろう。<br>
<br>
日本社会には未だにこのような硬直した考え方がはびこっているが、大学卒業ぐらいまでの人間の能力にはほとんど差はなくまた、仕事の能力と学歴はほとんど関係がない。<br>
ましてや偏差値などで人間の人生をランクづけするのは愚の骨頂である。<br>
これでは、社会に出た時点で出口が見えている、決まっているという人生観を持たされることになってしまい、その典型的な悪例が官僚制度で、日本の世の中の仕組みの最悪の欠陥のひとつといえよう。<br>

大体、能力云々といったって大学の４年間ですべてを決めること自体が馬鹿げている。<br>
それから４０年も社会人としてやっていくにもかかわらず、何故４年間で優秀かどうかなんて決められるのだろうか。<br>
滑稽且つ不可思議ですらある。<br>
<br>
偏差値ではなく企業人としての成長は「人間力」、「生きる力」そして「精神力」等が伸びるかどうかに大きく影響する。<br>
<br>
立ち居振る舞いや話し方、目の輝き等に映し出される人としての力、若いうちからそれがはっきりと見てとれる人もいるし、仕事での努力によってどんどん磨かれ変わっていく人もいる。<br>
<br>
勿論、能力が開花するまでの時間、即ち，本人が持っているもののランプがつくまでには時間差があり、その時間の差は天性の部分として存在するのも事実である。<br>

ところがほとんどの場合、持っているもののランプがつく前に本人自身が「自分は向いていないのでは」とあきらめてしまう場合と会社側が「能力なし」という烙印を押してしまう場合のいずれかでそこで可能性が消滅してしまうのである。<br>
<br>
どこでつくかわからないけど言えることは途中でやめたら永遠にランプはつかない。<br>
<br>
学歴なんてものは、社会に出れば自分の力でどうにでもひっくり返る。<br>
「人間の肉体と技術には限界があるが人の心には限界は存在しない」ということを今回、対談にご登場頂いた、株式会社ベジテックの大野　真大さんの事例は、そのことの証左といえよう。<br>
<br>
ご本人の持つ人間力、生きる力そして精神力等と場を提供し成長をサポートしてきた上司の方々との出会いが現在のご本人の成長を形づくってきたといえる。<br>
<br>
世の中の多くの企業や我々に学歴パラダイムからの脱却を促す好例といえるのではないだろうか。
<br>
<br>
<a href="http://www.obt-a.net/trainer/trainer01.html">On The Business Training 協会　　及川　昭</a>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/07/post-68.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 28 Jul 2010 20:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>人との出会いが今をつくる──方向性を与え、信じて任せるマネジメントの下でこそ人は育つ</title>
            <description><![CDATA[<ul class="secList">
<li class="clearfix">
<div class="textArea">
<p class="fs14 spacing10">「自ら課題を発見し、その課題解決に向け、周囲をリードしながら主体的に行動できる人財」。今、多くの企業がそんな"自律型人財"を求めています。どうすればそのような社員が育つのか。ヒントを求めて、現場で活躍する若手リーダーを訪ね、成長の軌跡を伺いました（聞き手：OBT協会　伊藤みづほ）</p>
<p class="fs16 spacing10"><em>シリーズ──「自律型の人財」の成長プロセスとは (1) </em></p>　
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_00.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>株式会社ベジテック　営業第3グループ課長<br>
大野真大さん（38歳）</em></p>
<p class="fs14 spacing10">
大野さんは、青果物商社大手のベジテックで新商品開発プロジェクトを担う若手リーダー。19歳で入社して野菜の配送担当からスタートし、大手スーパーから低迷していた注文拡大などの数々の偉業を成し遂げてこられました。何が大野さんに影響を与え、自律的な人財へと導いたのか。じっくりとお話を伺いました。</p>
</div>
</li>
<li>
<p class="fs14 spacing05"><em>おおの・まさひろ</em></p>
<p class="fs14">1972年生まれ。中学・高校では野球部員として活躍し、高校卒業後に青果物商社の多摩サービス（現・ベジテック）に入社。配送担当、大手スーパーの営業担当を経て現職。「国産たけのこの水煮」など、新商品の開発プロジェクトのリーダーを務める。</p>
<p class="fs14 spacing05"><em>株式会社ベジテック</em> （<a href=" http://www.vegetech.co.jp/" target="_blank"> http://www.vegetech.co.jp/</a>）</p>
<p class="fs14 spacing20">青果物の大手専門商社。加工センターや流通センターを全国的に幅広く展開。産地開発にも積極的に取り組み、安心・安全で新鮮な野菜・果物を供給している。設立／1969年、資本金／4億3,750万円、従業員数／554名（臨時社員含、2010年4月1日現在）、売上高／542億円（2009年3月期）</p>
</li>
<li class="end clearfix">
<h3 class="fs18">「お前は出世しろ」と上司に背中を押される</h3>
<div class="txt"> 

<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　大野さんは、青果物の流通ビジネスにご興味があって入社されたのですか？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　いいえ、まったく（笑）。本当は教師になりたかったんです。でも、高校の先生に「少子化で教員採用が減るから難しいぞ」といわれ、そうかとあっさり大学進学をあきらめて。たまたま、夏休みに多摩サービス（現・ベジテック）で荷物運びのアルバイトをしたら、ジュースはたくさん出るし給料もいい。こりゃあいいな、と。そんな安易な動機で（笑）、高校卒業後すぐに入社したんです。</p>
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_01_a.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　仲卸は早朝からの大変なお仕事です。辞めたいと思ったことはありませんでしたか？</em></p>

<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　ありましたね。入社したらいろんな仕事ができると思っていたら、朝の2時半から野菜を仕分けてひたすら配送する毎日。最初のうちは、まあいいかと思っていました。でもあるとき、大手運送会社に就職した高校の同級生が、俺の倍の給料をもらっていることを知って。馬鹿らしくなって、親方（上司）にぶちまけたんです。「荷物を届ける仕事は同じなのに、給料がこんなに違うのはおかしい」と。そうしたらこう言われたんですよ。「そんな考えでいたら、世出（よで）になるぞ」と。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　「世出」とはどういう意味ですか？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>	"ただ世の中に出ただけ"という意味です。出世の逆ですね。「目先の給料だけで比べるな。俺は勉強してこなかったからこうして配送担当をしているが、仲卸は物を売ってなんぼの世界だ。自分が担当を持って、商売をして初めて一人前とみなされるんだ。だから、一日も早く自分で売れるように頑張れ。そのためには、何をすればいいかわかるか。まずは、商品を知らなければ売れないんだぞ。だから、お前は今から勉強して出世しろ」と。親方は中学校の集団就職で来て、雪駄履きにダボシャツ。怖い人でしたが、俺はこの親方から人を思いやる気持ちや仕事に対する向き合い方を叩き込まれました。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤	「自分を超えろ」「世出になるな」というのは、なかなか言える言葉ではありませんね。その言葉は大野さんにとってどんな意味があったのですか？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　そう言ってもらえることがすごくありがたくて、この言葉は今でも俺が頑張る土台になっています。プロジェクトに一所懸命に取り組んでいるのは、何も偉くなりたいからじゃない。親方に教わった「世出にはなるな」ということ。そのために頑張っているだけなんですよ。その後、親方のもとを離れて、入社3年目には大手スーパーの果物担当になるんですが、ここでもう一人、人生を左右する上司に出会うんです。</p>

</div>
<h3 class="fs18">上司の「好きにやってみろ」の言葉が、やる気と責任感を引き出す</h3>
<div class="txt"> 
<p class="alignright"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_02_a.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>	　大手スーパーを担当するという、チャンス到来の異動でしたが、担当初日にオンラインから流れてきた注文は1店舗から1ケースだけ。5店舗の受け持ちがあったにも関わらず、です。実は、前任者が不良品を納めたことがあって、取引停止寸前の状態だったんです。</p>
<p class="fs14 spacing10">そこで、慌てて店回りを始めました。新しい上司からは「何を言われても、わかりましたと受けてこい。責任は俺が取る」と言われていたので、卸値が1ケース3500円のリンゴを2800円で納める契約をしてしまったんです。戻って報告したら、上司は「わかった。ついて来い」と。卸売市場に一緒に行ってくれて、「こいつの初仕事なんです。100円でも200円でもまけてもらえませんか」と、せり人に頭を下げてくれた。何て人なんだと。胸を打たれました。</p>
<p class="fs14 spacing10">もちろんそれでも赤字でしたから、営業会議で「どうなってるんだ」と追及されて。そうしたら、俺が謝るよりも先に上司が「自分の責任です」と盾になってくれたんです。「まずはこいつの信用をつけなかったらどうにもならない。損してでも先方に顔を売ってこいと俺が指示しました」と。そんな生活がしばらく続きましたが、その間ずっと上司は、「この1年で、大野という人間をどれだけ売り込めるかが勝負だ。好きなようにやってみろ」と。</p>
<p class="fs14 spacing10">だから、今度は自分でせり人に頭を下げまくって、担当する店舗にも通って。必死になってやって、引き継いだときには500万円だった月商を2年後には4倍の2000万円に伸ばしたんです。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　　取引停止寸前の状態から、どのようにして2年間で売上を4倍に伸ばされたのですか？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　初受注のリンゴでいえば、先方もカマをかけていたんですね。卸値3500円のところを「2800円で」という要求に「わかりました」と即答したら、「え、いいの？」と。「もちろんです。やらせてください」と言ったら、「それなら明日、50ケース届けてよ」と。いきなり注文をもらったんです。そんな風にしているうちに、俺が通ったお店だけは果物の売り上げがポーンと上がるんですね。するとデータベースを見た隣店のマネジャーが「何をして売り上げが伸びたのか」とそのお店に問い合わせて俺のことを聞き、「うちにも何か持ってきてよ」と先方から連絡をくれて。</p>
<p class="fs14 spacing10">お客さまの情報網は一流ですから、各店の売り上げをパソコンのボタン一つで見ることができます。店回りをするうちに、そのことに気づいたんです。そこで、まずは取引きいただけたお店の果物の売り上げを徹底的に伸ばしたわけです。営業をかけてもなかなか認めていただけない店舗もありましたから、特定のお店の売り上げを伸ばすことが、ほかの店舗への刺激になるのではないかと考えたんです。</p>
<p class="fs14 spacing10">予想通り、売り上げを伸ばした店に周辺のお店から問い合わせが入り、「ベジテックの大野と付き合うと面白いらしい」という話が広がって、5店舗の基盤を絶対的なものにできたんです。それも、「好きなようにやれ。責任は俺が取る」という上司の言葉があったから。上司が盾になってくれたから、最初のスタートを切ることができたんです。</p>
<p class="alignleft"><img src="/web_jinzai_magazine/person/images/vege_03_a.jpg" alt="" /></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤　　マネジメントの現場では、上司が細かく指示しすぎて部下の考える力を奪うケースがあるということをよく聞きます。上司の方が信じて任せてくれたことによって、大野さんのやる気や責任感が引き出されたように感じるのですがいかがですか？</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　そうですね。でも当時はとにかく、盾になってここまで言ってくれる上司に、絶対に恥をかかせちゃいけない、と。自分の業績がどうこうよりも"この上司を男にしたい"という、その一心でした。</p>
<p class="fs14 spacing10">それに、そもそもはその上司が、俺を大手スーパーの果物担当に引っ張ってくれたんです。その前は、果菜（キュウリやトマトなど）の助手をしていたんですが、一日も早く自分で売れるようになろうと頑張っていたら、「大手スーパーの果物担当を変えることになった。お前にやってほしい」と言ってもらって。そう声をかけられて俺もやる気になったんです。この上司は俺にとっては父親のようでもあり、この人みたいになりたいと思う、今でも目標とする存在ですね。</p>
<p class="fs14 spacing10"><em>伊藤	大野さんの頑張る姿を見て、一つ上のステージの仕事を与えてくださったことで、大野さんの潜在的な力が引き出されたのですね。大野さんご自身も現在、部下8名を持つ管理職でいらっしゃいます。目指す上司像を改めて教えてください。</em></p>
<p class="fs14 spacing10"><em>大野</em>　部下が腹の底を見せることができて、それに対して"方向性"を与えられる人。そして、与えた方向性に対して責任が取れる人、ですね。自分の方向性が間違っていたと気づいているのに目をつぶるような人間なら、上司でいる資格はない。そう思います。</p><br>
　　・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<br><br>
<p class="fs14 spacing10">今回お話を伺った大野真大さんは、人との出会いによって成長のステップを踏んでいる。<br><br>
人との出会いは全ての人に平等に与えられていると思う。<br>
そして出会いは偶然であるが、その偶然という出会いを必然という形に変えていける人と単なる偶然のまま通過させてしまう人がいるということであろう。<br>
その出会いから何かを得る人とそうでない人、その出会いをモノにできる人とそうでない人がいる。また、同じものを見ても見える人と見えない人がいるのである。<br><br>
それは"いい人との出会い"があったからでは決してなく、大野さんだったからこそ、大野さんの人間性、生き方そして意欲等に魅かれたからこそ出会った人たちは自身の体験から感じたことや学びのチャンスの場を与えたのではないだろうか。<br><br>
大野さんのように偶然を必然に変えていく人は、常に仕事や自分の成長を考え続けているからこそ見えるのであり、機会を見逃さないのであろう。その機会をチャンスと捉えられるかも、その人次第、すべからく自分なのである。<br>
まさにその人そのものといえるのではないだろうか。
その考えなくして、"上司に恵まれない"と嘆いていてもしょうがない。<br><br>
後編では、さらなる大きな出会いをする。そこで新たなものの見方や考え方を学んだと語る大野さん。では、その出会いをどう捉え、どう考え、進んでいったのか"考え方と行動の変容"のプロセスを伺います。</p>

On The Business Training 協会　　伊藤みづほ　菅原加良子</a>


</div>
</li>
</ul>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/07/post-67.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 14 Jul 2010 18:00:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>変化の時代に必要な全体を観る目</title>
            <description><![CDATA[<div>
<div>
<div>変化の激しい時代となりました。</div>
<div><br /></div>
<div>高度成長期は何を作っても目新しかったわけで、商品（ハード）は何でも売れた時代</div>
<div>でした。しかし、その後、世間はモノ余りの時代になり少々の新規性では驚かない、</div>
<div>飽きの時代になりました。すると今度は、ソフト面を重視した時代がやってきました。</div>
<div>しかし、これからは、ハードとソフト両方を観る"全体を観る目"が必要となってきます。</div>
<div><br /></div>
<div>ハードであれ、ソフトであれ自身の仕事の枠に囚われ、目の前の業務だけを深堀し</div>
<div>てしまうとタコつぼ化に陥ってしまいます。また、個人のタコつぼ化が組織全体の</div>
<div>タコつぼ化とつながります。全体を観て企業の進むべき方向、また戦略を考え行動</div>
<div>することが必要となってきます。</div>
<div><br /></div>
<div>今回の現場ドキュメントは、今まで一度も外部団体のトレーニングを受けたことがない</div>
<div>企業様が始めて望む、OBT協会でのトレーニングをレポートいたします。</div>
<div><br /></div>
<div>今回は、まず冒頭に"全体を観る目の重要さ""タコツボ化している自分"に気づかせる</div>
<div>ために、エクササイズとして問題を用意。</div>
<div><br /></div>
<div>内容は・・・</div>
<div>出題分野は環境、スポーツ、政治、経済など、さまざまな分野からの抜粋した10問。</div>
<div>受講者に答えてもらいます。</div>
<div><br /></div>
<div>実際日々新聞に出ている事柄や問題になっていることなどを集めた問題でしたが、</div>
<div>10問中の受講者の平均正解率は半分にも満たない2～3問でした。</div>
<div><br /></div>
<div>受講者の感想は</div>
<div>・全く答えられなかった。いかに自分が世の中を知らないかが分かった。</div>
<div>・答えを聞くと知っている言葉だが、その意味を本当に理解していなかったことに</div>
<div>　気付かされた。</div>
<div><br /></div>
<div>など、いかに情報に対して、また、時事に対して関心を持っていなかったかに</div>
<div>気付きます。</div>
<div><br /></div>
<div>ここで、一番気付いて欲しいことは、ビジネスマンとしてこのような状況では、これから</div>
<div>の大変化の時代、勝ち残っていくことは出来ないということです。</div>
<div><br /></div>
<div>たった10問の問題ですが、この10問から学ぶことは多く。問題の答えを知るのではなく、</div>
<div>この問題を解けないという事実を身をもって経験することに意義があると思います。</div>
<div><br /></div>
<div><br /></div>
<div>『知らないでもやってこれた』時代は終わり『知らなくては生き残れない』時代になってきています。</div>
<div><br /></div>
<div>いかに、そのことを受講者に感じてもらえるか・・・</div>
<div>先にも述べたように、タコつぼ化に陥り、自分の仕事の領域しか見えていない、</div>
<div>と言うことにいち早く気づくことが出来るか。</div>
<div><br /></div>
<div>この危機感が強い受講者ほど、トレーニング中の姿勢が変わってきます。</div>
<div><br /></div>
<div>受講者は・・・</div>
<div>・同じ会社内で他部署のことを何も知らないで仕事をしていることがある</div>
<div>・もっと、他部署とコミュニケーションをとり、会社全体を観ていく必要があると感じた</div>
<div><br /></div>
<div>と改めて、自身の視野の狭さを感じでいました。</div>
<div><br /></div>
<div>仕事は、繰り返し行っているうちに、『慣れ』で出来るようになります。</div>
<div>しかし、慣れの仕事からは、視野が広がらず疑問や新しい発想などはでてきません。</div>
<div><br /></div>
<div>変化の時代といわれる今、今までの『慣れの仕事』では、勝ち抜いてはいけません。</div>
<div>全体を観る目を養い、そこから深く考える力がこれからは必要になってきます。</div></div></div>
<div><br /></div>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/06/post-66.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 23 Jun 2010 10:33:20 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>次世代リーダー育成コーススタート</title>
            <description><![CDATA[<div>
<div>6月に入り、ＯＢＴ協会では次世代リーダー育成コースが順次スタートしています。</div>
<div><br /></div>
<div>「次世代の経営リーダーを早期に選抜してリーダー人財を早期に育成すべきである」</div>
<div>という議論は非常に多く、従来型の階層別教育を削っても、次世代リーダーの育成</div>
<div>には力をいれてらっしゃる企業様も多くなっております。</div>
<div><br /></div>
<div>業種・業界の垣根がなくなりつつある現在、新たなステージ、新たなルールでの</div>
<div>戦いに向け、昨年より三カ年計画で次世代リーダー育成をスタートした企業様の</div>
<div>コースが週末、スタートしました。</div>
<div><br /></div>
<div>中期五カ年計画で描いた新たな戦いのルールで勝ち抜くためのキーマンの育成と、</div>
<div>変革に向けて会社全体を巻き込み、そのスピードを加速させることを目的としています。</div>
<div><br /></div>
<div>この選抜メンバーに対する会社の期待は大きく、この選抜コースが始まる前に</div>
<div>キックオフが行われ、</div>
<div><br /></div>
<div>　　・戦略を作り、ビジョンを掲げ、次の世代に展開して行くリーダーを育てるためにやる</div>
<div>　　・変革型の組織へ変えていく。それを引っ張っていってほしい</div>
<div>　　・変革の中心になって、徹底的にチャレンジしてほしい</div>
<div><br /></div>
<div>など、会長、社長、役員から参加者に直接、この選抜コースの目的、メンバーへの</div>
<div>期待がしっかりと伝えられました。</div>
<div><br /></div>
<div>その上で、昨年度の参加者約40名弱から選抜された10名程度の次世代リーダー</div>
<div>コースがタートしたのですが、スタート時から会場の空気が違っていました。</div>
<div>全て吸収していくんだとか、議論に遠慮なんかしないぞとか、このメンバーで一体と</div>
<div>なってやっていくんだ等。参加者の発言やメンバー間での関わりから、意気込みや</div>
<div>緊張感が後ろにいる私達にもわってきます。</div>
<div><br /></div>
<div>昨年からの選抜メンバーとは言え、とにかく一体感があり、初回からエンジンが</div>
<div>かかっているので深い議論が行われます。また互いの参加姿勢に対しても</div>
<div>厳しい目を持っており、中途半端にやらないという緊張感があります。</div>
<div><br /></div>
<div>通常、15回程の次世代リーダー育成が多いのですが、だいたい5～6回目位から</div>
<div>全体的にエンジンがかかってきます。しかし、今回の第一回目のトレーニング終了時</div>
<div>には、トレーナーに「○○の領域についても、勉強したい」「どういった本を読めばいい</div>
<div>のか」などの声が上がり、初回でここまでエンジンがかかっているのを初めて目にし、</div>
<div>期待と身が引き締まる思いで一杯でした。</div>
<div><br /></div>
<div>今回の参加者の方々に、何故、ここまでエンジン全開なのか尋ねたところ</div>
<div>「会社が本気で期待してくれているから」「会社が変わるためには、自分達が</div>
<div>やるしかないから」そして「会社からの期待を絶対に裏切れない」など、</div>
<div>会社、経営層からの期待がしっかりと伝わっています。</div>
<div><br /></div>
<div>そういうメンバーで構成されているので、初回から深く活発な議論、一体感が</div>
<div>生まれているだと思います。</div>
<div><br /></div>
<div>今回の参加者１人１人にはミッションが与えられており、この選抜コースでの気づきや</div>
<div>学びを活かすという場が与えられています。そして、次世代リーダー育成に対する</div>
<div>経営層の方々のコミットメント。</div>
<div><br /></div>
<div>社内で次世代リーダー育成をどう位置付けるのか、また社内と外部団体が一体となり</div>
<div>進めていくことが、成果に結びつけるための重要な要素だと、改めて実感しました。</div></div>
<div><br /></div>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/06/post-65.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 09 Jun 2010 13:26:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>自己のマネジメントを客観視する</title>
            <description><![CDATA[<p>今回の現場ドキュメントは、課長職を対象に「自己のマネジメントを客観視する」</p>
<p>というテーマで実施したトレーニングをご紹介します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>【目的と導入背景】&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このトレーニングでは、周囲からのアンケートを題材に、自己の主観的な評価</p>
<p>ではなく、普段関わっている上司・部下からの客観的な見方をもとに、自己の</p>
<p>マネジメントが組織やそのパフォーマンスに与える影響を明らかにすること、そして、</p>
<p>改善に向けて、取り組むべき変革ポイントを明確にすることを目的としています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実施された企業様では、以前から外部団体のツールを使って、360度サーベイを</p>
<p>用いた研修を内部で実施していましたが、「成果に結びついているかどうか疑問」</p>
<p>という、御相談がありました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>打ち合わせの段階で、次のような問題点を共有し、クリアした上でトレーニングの</p>
<p>実施に至りました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>●測定する基準が不明瞭<br />・外部団体が設けた画一的な基準や、リーダーシップ論で述べられている様な、<br />　抽象的な基準で測定しているため、「我が社が求める管理職」という　<br />　基準から充足すべき点が見えてこない。<br />※そこで、協議を重ねた上で我が社が求める課長職像（コンピテンシー）に基づいて、<br />　評価をとる。また、数値的な評価だけでなく、より現実を映し出すために</p>
<p>フリーコメントをとる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>●介入するファシリテーター（トレーナー）<br />・今までは介入する人間がオペレーションに留まっていた。マネジメントの豊富な</p>
<p>経験やビジネスマン教育を手掛けた経験がない。また、「大人がどうすれば学ぶか」</p>
<p>「人がどうすれば変わるか」等と言う事を体系的、知覚的に理解していない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>【トレーニングから学んだこと】</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>全体の傾向としては、業務遂行能力は自他共に高い評価で一致している一方で、</p>
<p>組織全体に対する影響力、また、部署を超えた組織横断的な取組み、全社的な</p>
<p>対応と言う点では、特に部下の方々から相対的に低い結果が出ていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、トレーニングを実施する中で、自己認知（普段、自分が思っている自己の</p>
<p>在り様）と、他者認知（周囲から見える自分）の間にギャップを感じると、参加者</p>
<p>からは、自己を正当化するような言動が多々みられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「部下が育たないので、仕事を任せられない」<br />「自分も業務に追われている状況」<br />「上位層から降りてくるのは数値目標だけで、具体的な指示は出てこない」<br />「そもそも変化する外部環境に会社の構造自体、対応しきれていない」等々...</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このトレーニングを通じて学んだことは、二つあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一点目は、自己の現状をまずは認識する重要性です。<br />自分はやっているつもり...、という「つもりの自分」ではなく、周囲から見える自分を</p>
<p>受け止め、見たくない事も含めて、"何が不足しているか"を認識する重要性です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自分の胸に手を当てて考えてみても、周囲の見方と自分との認識に違いがあれば<br />「そうは言っても...」と、ついつい現実を回避してしまいがちです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは一見、正論の様ですが、これでは前進しません。<br />まずは、「自身の問題」と一旦受け止めて、内省を深めない限り、成長への活路は</p>
<p>見えてこない様に感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、もう一点は、「これは課長職個人だけの問題なのだろうか」と言うことです。<br />浮かび上がった問題の背景を読み解き、解決に向けては、組織的にも取り組む</p>
<p>必要性があるのでは、と思うのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングを通じて浮かび上がった課題は、課長職当人が及ぼす影響も大きい</p>
<p>ですが、この様な現状を生み出してしまった背景や要因を、会社側としても真摯に</p>
<p>受け止める必要性がある様に思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>2,3日のトレーニングだけで、人が変わる事はありません。<br />また、例え変わったとしても、職場に戻れば、職場の現実があり、ここが変わらない</p>
<p>限り、参加者は時間とともに、従前のスタイルに立ち戻ってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングを契機に、組織的に事態を改善していく姿勢が重要だと思います。<br />しかしながら、日々、様々な企業を御伺いする中で感じる事は、<br />「研修を実施する」ことで終えてしまっていること、<br />また、特定の層、個人に問題があるという前提が常態化していることです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>客観視の重要性－</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参加者が自身の現実と向き合う事もさることながら、<br />人財開発等の企画側をはじめ、会社側が、自社の構造を客観的に認識する事が、<br />真に実効をあげる上で、求められていく様に思いました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/05/post-64.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/05/post-64.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 26 May 2010 14:41:51 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>新入社員研修　～その後～</title>
            <description><![CDATA[<p>新入社員が入社して、約１ヶ月が経ちました。<br />今回の現場ドキュメントは、新入社員教育を受けた受講者達のその後について</p>
<p>レポートいたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新人社員教育で学ぶことはそう多くはありません。<br />前回の現場ドキュメントでもあったように、<br />①ビジネスには、正解がない<br />②人間関係を選べない<br />③自分を知る<br />など、"知らないことを知る"と言うことに力を注ぎます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それと、同様に一番力を入れているのが『挨拶』です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新入社員が即戦力になりうることはまずありません。<br />そういった中で、挨拶は自分に何ができるかを考えるきっかけになります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>挨拶を行ってみての受講者の感想は<br />・初めは恥ずかしかったが、きちんと挨拶が出来ていない自分の方が恥ずかしい</p>
<p>　ことに気付いた。<br />・挨拶がコミュニケーションと取るうえで重要だということに気付いた。<br />・何度も繰り返し行うことによって、自信がつき、自然に　できるようになった。<br /></p>
<p>などの感想があがりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>また、トレーニングを見学に来られていた経営者の方からは<br />『昨年の新入社員が数十名いる中で、今でも挨拶が出来ている社員は一人しか</p>
<p>いない。そして、その社員は挨拶と比例して仕事に関しても一番成長を感じる。</p>
<p>今回のみなさん（新入社員）をみて、改めて挨拶の重要さを実感した』</p>
<p>と話され、最後には受講者と一緒になって挨拶の練習に参加されました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、入社して数ヵ月、もしくは数週間でせっかく身に付いた挨拶が行われなく</p>
<p>なってしまうことは多々あります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>配属先の職場があまり挨拶をしない。現場では行われていない。<br />一番の理由はここにあると思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新入社員が入ってくる、と言うことは既存の社員にとって挨拶を含め、今一度自身を</p>
<p>見直すチャンスの時期だと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回のトレーニングを通じ<br />受け手側（企業）の問題としては、新入社員は配属された職場の色に染まってしまう</p>
<p>といいうこと。<br />たとえ新入社員教育を受けても、職場の影響によって大いに人財は変わってきます。<br />受け手側は、そのことを再度認識し直すことが重要になるかと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回、トレーニングを受けた企業では<br />新入社員が中心となり積極的に挨拶を行っています。<br />また経営者の方も、決めたことを、決めた通りに行うということに対して挨拶は目に</p>
<p>見えて分かりやすい一つの例だと考え、再度全社員に挨拶の徹底を伝えている</p>
<p>そうです。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/05/post-63.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/05/post-63.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 12 May 2010 15:15:38 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>新入社員研修に何を教えるべきか</title>
            <description><![CDATA[<p>公益財団法人日本生産性本部から発表されている新入社員のタイプ。<br />今年は「ＥＴＣ型」だそうです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その心は・・・<br />　　性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、<br />　　スピードの出し過ぎにご用心。<br />　　IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。<br />　　理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。<br />　　"ゆとり"ある心を持って、上手に接したいもの。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>昨年は、「エコバッグ型」。<br />そのネーミングの巧さに毎年、感心してしまいます。<br />しかし、新入社員の方々を見て人の本質はそう変わっていないのだろうとも思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>先週、新入社員研修を担当させていただき3年目になる<br />企業様の研修を3日間オブザーブしてまいりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />答え（正解）があった学生時代と、答えがないビジネスの世界。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私も含め、頭ではわかっていても、<br />答えがあった時代から抜けられない先輩社員も多くいる中、<br />ビジネスとは、会社とは、上司とは・・など<br />テンプレートがない新入社員に、何を教えるべきだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の新入社員研修では、<br />　①　世の中は、正解がない　-　そんな中で自分がどう考えるかが重要<br />　②　人間関係は選べない　-　　様々なものの見方、価値観の中で仕事をしていく　<br />ことをトレーニングを通じて理解し、<br />自分を振り返ること、また、他者との対比やフィードバックから　<br />　③　自分を知る<br />ことにポイントを置いて進めていきました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新入社員の議論や行動を見ていると<br />実際のトレーニングのワークをやっている時にではなく<br />トレーニングのワークについて、また今日の自分について<br />振り返っている時に一番、得ているものが多いようです。</p>
<p><br />　-----<br />　・昨日は、私は義務感でやっていた。でもそれではだめなんだ。<br />&nbsp; 　自分の主体的な意思でやらなければ、自分にとって意味がない。<br />　・毎日、日記を書いているが<br />　　昨日の日記に、自分でバカやろうと書いた。<br />　・同期の中で意見を言えなかった自分は、学生の頃もそうだった。<br />　　影響力が発揮できなかった。<br />　・報告・連絡・相談はわかっているのに、時間が守れなかった。<br />　　簡単なことなのに、実際に行うことは難しい。<br />　-----</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>振り返ることにより気づき、学習し、成長する。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>個人の振り返りに対して、議論をすることにより、また気づき、深く学習していく。<br />他者からの意見や自分と違う意見を吸収しようとする<br />新入社員の方々の素直さから、私達が学習することが多くあります。</p>
<p><br />外部による新入社員研修を検討いただく際、カリキュラムや資料、<br />また今までにない画期的な手段に関心がいきがちですが、<br />「何を気づかせ、何を教えるか」を明確することが重要ではないでしょうか。</p>
<p>そしてそれは、<br />新入社員の受け入れ期間中の事務局側のスタンスとも連動し、<br />一貫したメッセージとして言葉と行動で打ちだして伝えていかなければ<br />新入社員の方々には伝わっていかないと感じます。</p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/04/post-62.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/04/post-62.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 21 Apr 2010 16:47:01 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>トレーニングは自社の実態を知る契機</title>
            <description><![CDATA[<p>今回の現場ドキュメントは、管理職を対象としたトレーニング現場からお届けしたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>選抜された課長職8名を対象に、「監督者ではなく、経営幹部という観点から<br />（より大きくより高い観点から）自組織の在り方を考える」<br />というテーマに基づき、大きく分けて次の様なステップで実施しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>①外部環境の変化<br />...外部環境の変化をどの様に捉えているか（どれだけの範囲と時間軸で捉えているか）<br />　　　↓<br /></p>
<p>②経営計画の理解<br />...全社計画をどの様に捉えているか、自分にとってどのような意味合いがあるか、<br />　組織のリーダーとしてどの様に関わろうとしているか<br />　　　↓<br /></p>
<p>③自組織の将来像と問題点<br />...どこ迄の範囲を自分が関わるべき対象として捉えているか、<br />　　自分の担当組織、部下をどのような状態にしたいか</p>
<p>　<br />以降は、議論の中で参加者から上がった声です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>・経営計画の難易度は高いと感じている。ただ、高い目標だと思う一方で、何がどう高いかがわからない。<br /></p>
<p>・（中計では）新規事業を大きな柱にしているが、その領域が見えにくい。<br /></p>
<p>・我が社は、数字達成意欲は強いが、組織体質、体制（制度や仕組み）が弱い。<br /></p>
<p>・ジョブローテーションが全くない中で来た。事業部での囲い込みが、行く行くは組織の弱体化に繋がる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>全てのセッションを終えて、参加者の意見を聞くと、<br />トレーニングで得た気づきは大きく分けて次の二つにまとまりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>①&nbsp;「自社事業を取り巻く外部環境の変化に対して、各人が危機意識を肌身で感じていたことが</p>
<p>　わかった。しかし、それに対して具体的な対処策がないという我々の現実を知った」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>②&nbsp;「この現実を変えていくためには、マネージャーである我々自身の自助努力もさることながら、</p>
<p>　体制や組織風土を変えていくための全社的な取り組みが必要である」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>...これを聞いた時、私はふと、こんなことを思いました。<br />　"我が社の管理職が今どの様な状態か、どの様な考えを持っているのか"<br />　"この状況から言える自社の実態（課題）とは何か"等について<br />　トレーニングの企画・運営を行う事務局や経営陣は、どこまで把握しているのだろうか...</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>というのも、多くの企業では「うちの管理職は○○ができないから...」<br />という理由で、様々な"研修"を実施するものの、導入した施策を通じて、<br />自社の課題を深掘りしていく、会社全体を変えるためにやり方を再考する、<br />というケースは少ない様に感じます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングによって参加者を磨き上げる事も、もちろん重要ですが、<br />事務局の方々、または経営に近い方々が、そのトレーニングの現場に立ち会って、<br />自分の目と耳で自社の実態をしっかりと認識すること、<br />そして我が事として、当事者意識を持つことが重要だと思います。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/04/post-61.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/04/post-61.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 07 Apr 2010 17:12:44 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>判断と意思決定</title>
            <description><![CDATA[<p>日常の業務やマネジメント、経営、また仕事以外でも<br />人は、常に判断・意思決定をしています。<br />じっくりと考えることもあれば、瞬時に判断することもあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いずれにせよ、その時々で自分の中で考えられるベストであろうと<br />いう判断をし、意思決定をします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回は管理職の方々を対象に組織の運営上の判断・意思決定力の向上を<br />目的としたトレーニングの現場をご紹介いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>実施にあたり、架空の事例では受講者は深く考えることは出来ません。<br />OBT協会では事前に企業に伺い、ヒアリングをし、現場で日常起こっている<br />ワンシーンを題材とした事例を作成します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングは、5～10行程度の情報（問題）を与えられ、短時間の中で<br />「あなただったらどう対応するか」を考えるもので、<br />全員同じ情報を持っているのも関わらず、それぞれが違った判断・意思決定<br />をしています。それは、個人個人の中にある、ものの考え方、また経験による<br />テンプレートの数が違うからです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この状況を間の当たりにして、同じ情報でも、こんなにも判断や<br />その考えた理由が違うことに驚きます。</p>
<p><br />このトレーニングにより受講者は、議論の中で自分がどう考えていたかに気付きます。<br />それにより、一番重要なことは、自分はどれだけの視野を持っているのか、そして、</p>
<p>どこの視点から物事を見ているのか、この２つを再確認することです。<br />また、この議論の中から自分の考えられる幅以外の部分を他の受講者からの回答で</p>
<p>自身に取り込むこともできます。</p>
<p><br />トレーニングを終えての、受講者の感想は<br />・今までの自分の判断では、問題の解決には至らない。現象に対応していただけ<br />・自分の考え方はベストだと思っていいたが、議論していく中で、他の人の考え方や<br />　トレーナーがくれた観点は全く持っていなかったことに気付いた<br />・改めて、リーダーとしての役割について深く考えさせられた</p>
<p>　</p>
<p>などの、声があがりました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大小に関わらず、日々判断を迫られ、その時その時で考え、対応してきたことも<br />再度、振り返ればその判断は本当に正しかったのか。と考えることは多々あります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このトレーニングを通じて、まず、自分の判断・意思決定の特徴やクセなどを知ること。<br />そして、自分が通常思いつく方法以外は考えられないのか。と、違った角度から</p>
<p>検証しなおすという意識をする事の重要性を改めて感じました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/03/post-60.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 24 Mar 2010 10:46:56 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>次世代リーダー育成には経営陣の関与が重要</title>
            <description><![CDATA[<p>先月、「5年後の我が社の成長の方向を描き、推進する次世代リーダーの育成」に<br />三カ年計画で取り組まれている企業の第一期が終了しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>3年間で30名の次世代リーダーを輩出するために、<br />毎年40名弱の次世代リーダー候補者を3班に分け、<br />各班延べ15日間の次世代リーダー育成コースに参加します。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>毎年40名弱の候補者から10名前後が選抜され、翌年次のコースに進み、<br />3年目に現実の中で新たな事業への挑戦や既存事業の改革にそれぞれが</p>
<p>取り組むというシナリオを持って、次世代リーダー育成の三カ年計画を</p>
<p>進めていきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この企業では、「次世代リーダー育成」が重要な経営戦略として位置づけ</p>
<p>られています。<br />毎回必ず3時間程度、経営トップとの対話の時間が確保されており、<br />その中では、現在の会社の現状や昨年発表された中期経営計画の進行状況、<br />検討している新たな取り組みなどが経営トップから語られます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、今なぜ会社が「次世代リーダー育成」に投資するのか、<br />参加者に期待することなどが経営トップから何度も繰り返し語られ<br />回を重ねるごとに質疑応答にも双方、熱が入ってきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>毎回、経営トップから各参加者には</p>
<p>　・　顧客を変化をどう見ているか　<br />　・　ここ2-3年で感じている変化は何か<br />　・　今の我が社の課題は何か　<br />　・　中計の実現に向けて、何をどう変えようとしているのか<br />　・　経営に対し、何か質問や意見はないのか　</p>
<p>　　</p>
<p>などの質問が投げられ、最初は回答に窮していた各参加者ですが、<br />次世代リーダー育成コースが進むにつれ、<br />学習したことや獲得してきた視点で自分の見解を回答していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「次世代の経営リーダーを早期に選抜してリーダー人材を早期に育成すべき</p>
<p>である」という議論は非常に多くあります。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次世代リーダー育成コースの成果を何で計るのだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>１つは、経営陣への提案の内容のそのもの。<br />そしてもう一つ、この企業のように次世代リーダー育成コースのプロセスに経営陣が</p>
<p>関与し、参加者の意識や考え方の変化を直接感じていただく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>リーダーの選抜・育成とは、企業にとって極めて重要な戦略的課題であり、経営陣</p>
<p>自らがこれに積極的に参加することが、経営陣が主体となって後継者を育成していく</p>
<p>というメッセージの発信と行動で示していく必要があると改めて感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><br />&nbsp;</p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/03/5-2.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 10 Mar 2010 18:23:24 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>風穴を開けるために</title>
            <description><![CDATA[<p>今回の現場ドキュメントは、次世代のビジネスリーダーを養成するトレーニング<br />のワンシーンからお届けします。対象者は管理職手前の中堅社員。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングは計15回で行われ、今回ご紹介するのはその最終回。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最終回では、新たな観点に気づき、学習しながら練り上げた、<br />「自社の将来方向についての改革案」を経営陣に提言していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>提言をする前、まずは参加者からこのトレーニングに参加してみての<br />所感が述べられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>・我々が動かなければ、何も変わらない。また、今の市況は我々に対して、<br />　変化を要求する情勢でもあるということを知った。<br />・アウトプットを導くプロセスはメンバーとの意見の戦いであり、<br />　その中で自分が本当に何をしたいのかが明確になった。<br />・学んだ内容を職場に戻って部下に伝え、部下もまた、意識が変わっていった。<br />　フォロワーが自発的に動けるようにする、それによって会社の質、レベルが上がる。<br />・今迄は「業務、業務」ばかりだった。<br />　経営的な視点から、自分の会社をどうしていきたいかを考えていなかった。<br />・ここ数年、仕事に対して緊張感が薄れていた。一番の学びは「甘え」を知ったこと。<br />　「甘え」をうまく断ち切ること、その大切さに気づいた。<br />・ビジネスに対する捉え方も変わったが「人としてどの様に生きていくべきなのか」を<br />　考える契機となった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>回を追う度に感じていた事ではありましたが、<br />参加者の様子はスタートした当初に比べて、随分違っていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、提言後、経営陣との質疑応答の段になると、<br />全体的に、ややトーンダウンした様に感じました。<br />前号の「経営人語」とも重なる内容でもありまずが、この様なケースは少なく</p>
<p>ありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この場を見ていて私は二つの事を感じました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>①提言を聞く側について<br />‐質疑で多かったのが（本題とやや離れた点も含めて）問い詰めるよう様な内容。<br />重要度の高いテーマになればなるほど、案に対して慎重を期すことは<br />不可欠だと思いますが、その一方で、提言する側の考え方や意識が<br />以前と比べてどの様に変化しているのか、<br />それが我が社に何を示唆しているのか、どの様な影響を与え得るか、<br />という"背景"を、見極める観点も重要なのではないでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>②提言する側について<br />‐提言後、参加者から「質疑応答の中で、参加メンバーの総意を探ってしまった」<br />とのコメントがありました。提言を導くまでのプロセスで、様々な経歴、部署を超えて<br />「コンセンサスをとる」ことも重要な学習要素となります。<br />しかし、本当に物事を為し得たい時、最終的に拠り所となるのは自らの見解。<br />「意見がばらつくこと」だけに注意するのではなく、個々人がいかに自分なりの見解を展開するか、そのためにも、コンセンサスをいかに深いところでとるかが重要だと実感しました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の株式会社幸楽苑　新井田社長のインタビューでは"現場からトップまでオープンな経営""社員全体を巻き込んでいく動き"について語られていましたが、<br />日々、企業様を御伺いすると、「○○はわかっていない...」「○○がこうだから...」<br />という状況も少なくありません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>厳しい現状を打破すべく、風穴を開けるためには、<br />会社の将来方向を見渡し、見解を持てる人財を引き上げると共に、<br />我が社全体の動きとして制約や規制を打ち破っていけるかどうかが、<br />重要なのではないかと感じました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/02/post-59.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 24 Feb 2010 13:30:11 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>今何が起こっているのか</title>
            <description><![CDATA[<p>日本経済の構造変化が起きています。<br />この背景には何があるか・・・<br />『旧来型のビジネスモデルVS新しいビジネスモデル』である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回はこのような切り出しでトレーニングが始まり、変化について<br />トレーナーが話し始めました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>日本の経済成長率が0.3％と低迷、経済成長を抑制する要因の一つは<br />既存の商品・サービスに対する需要の飽和で、単なる従来型の営業努力では<br />無理になりつつある。経済成長を生み出す鍵は新しい商品、新しい分野、<br />そして、顧客の潜在的なニーズの創出ではないだろうか。<br />今、苦戦を強いられているのは、時代の変化についてこれない企業である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>インターネットの普及、エコ、デフレ等、様々な要因から業界の垣根を越えた</p>
<p>戦いが激化している。<br />例えば、電力・ガス業界は、脱石油の傾向が強まり、今まで以上に需要が</p>
<p>高まる為に、その需要獲得に向けて争奪戦が激しさを増し、電力業界がガスへ、</p>
<p>ガス業界が電力へと相互進出も始まっている。</p>
<p>　<br />『そんな住み分けが無くなっている経済の中で、今後自分達の戦う場所はどこか。』</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーナーは続けて受講者に問いかけます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>品質・開発力・他のベンダーとの差別化は？我が社ならではのものはありますか？<br />今、毎日残業で忙しい。仕事がある。しかし、それがこれからも続くという保証はない。<br />顧客はコストパフォーマンスの良いところ、また付加価値の高いとこへ行く。<br />常に、そのことを頭に入れ、危機感を持って取り組んでいるか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーナーのこの一言に対し、受講者の回答は<br />　・自分の会社は大丈夫だろうと思っていた<br />　・忙しいということに満足していた<br />　・勉強していないと今の世の中の状況さえ分からなかった<br />　・自社の付加価値を考えてみたが、すぐに出てこない<br />というものがありました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ITの発達により売り手・作り手よりも知識を持った顧客が増えてきました。<br />選択には積極的な選択と消極的な選択があるがあり、今後消極的な選択で選ばれ<br />てきた方は潰れるとトレーナーは訴えます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>受講者は<br />　・我々は今後どのようなスキルを身に付けるべきか、真剣に考える必要がある<br />　・視点の低い自分が管理職という立場を任されている。ということの不安を感じた<br />と危機感を感じていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これまでの競争のルールが通用しなくなり、より価値の高いもの、機能的なもの<br />そして、より顧客の立場に立って利便性を考えたものだけが生き残る。という時代に<br />突入しようとしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今何が起こっているか・・・<br />まずは、現状を把握し、目線を変え顧客が何を求めているのか。それによって<br />自分はどういった仕事をするべきか　"仕事を定義し直す"　ことが必要だと改めて</p>
<p>感じました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/02/post-58.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/02/post-58.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 10 Feb 2010 17:04:29 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>学ぶ人、学べない人</title>
            <description><![CDATA[<p>昨年末の日経新聞に、2009年に時価総額の逆転が相次いで入るという記事が</p>
<p>載っていました。</p>
<p><br />『　時価総額　逆転目立つ　－「株式市場」経済の構造変化映す　』</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しまむら＞三越伊勢丹、楽天＞イオン、日本電産＞日立　・・・　<br />デフレ対応やネット販売、成長が続くアジアで収益を伸ばす企業の評価が高まる一方、内需依存型の企業の株価低迷が鮮明になってきているという記事。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>先週、選抜された10名の次世代リーダー育成コースの冒頭でこの記事を題材に議論</p>
<p>を行いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>問１．『この記事をどう理解したか』<br />・&nbsp;苦戦している企業は旧来型のビジネスモデルである<br />・&nbsp;ネット関連企業が旧来の戦い方をしている<br />・&nbsp;業界に違う戦い方で買っている<br />・&nbsp;デフレにうまく対応している企業が伸びている<br />　　　　・<br />　　　　・</p>
<p>その多くの意見が新聞記事に書かれている事象です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>では、　<br />『この記事の背景に何があるのか』<br />『　"経済の構造変化"　とあるが、背景に何があるのか』<br />という問いには、なかなか回答は返ってきません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私自身もこの問いに考えを巡らせまましたが、明確な回答が出てきません。<br />起きている事象はこの新聞記事を通して理解できますが、<br />その背景に何があるのか、具体的にどんな変化があるのかなど<br />何となく解った気になっているが、本当は　"わかっていない"　。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この新聞記事の背景を議論し、検討していく中で<br />その背景にあるものが少しずつ繋がっていきます。<br />　「日々、短期的な課題への対応でアップアップしている。しかし、この変化の背景に</p>
<p>　あるものを考えた場合、長期的な課題、例えば自分が担当している事業を、組織を</p>
<p>　どういう方向に持っていこうということを真剣に考えないとこの変化に全く対応でき</p>
<p>　ない」<br />　「新聞は毎日読んでいるが、こんな貴重な情報がスルーしていて、繋がっていない。<br />　新聞記事一枚で、ここまで学べることがある」<br />などの意見が出てきました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このセッションでトレーナーより<br />・聞きかじったこと、事象について評論しているだけ。その自分に気づくことが重要<br />・論理できちんときってみる。論理が全てではないが、論理の積み重ねで人は学習し<br />　真理が見えてくる<br />・自分の主観だけではなく、客観的に見る<br />・いろいろなものに謙虚になる<br />・学ぶ人は何からでも学べるが、学べない人はどんなことをやっても学べない<br />などが議論の中でフィードバックされていきます。</p>
<p><br />この次世代リーダー育成コースでも、<br />経営、経営戦略に関する体系的な知識を取得することだけではなく、<br />"今、何故わが社の経営戦略を再検討すべきなのか"　ということに<br />"自分自身の明確な見解を持つこと"　そして、"自分の言葉で明確に語れること"　を<br />重要視しています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>同じ題材（新聞記事や実在する企業の事例など）を検討しても、<br />学べる人と学べない人が、何かを得る人と何も得ない人がいます。<br />その違いのひとつは、"謙虚"　でいられるかどうかということなのでしょうか。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/01/post-57.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/01/post-57.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 27 Jan 2010 13:32:53 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>新たな策を考える前に　‐既成概念を疑う－</title>
            <description><![CDATA[<p>2010年、最初の現場ドキュメントは次世代ビジネスリーダー養成の</p>
<p>ワンシーンから、お届けします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーニングは全１２回、参加者は中堅社員。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次世代を担うビジネスリーダーとして必要な考え方、志を身につけながら、自社の</p>
<p>グランドデザイン（将来方向性）を描き、経営陣に最終提言するステップで進めます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>昨年末からスタートし、１月某日、第二回目が実施されました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>同社は製造業。事業領域が、比較的"川上"に位置しており、近年では</p>
<p>「顧客へのソリューション」を経営方針としていたものの、ここ数年はコストダウンを</p>
<p>目的にコア事業が海外に移管されつつあり、主力の収益源が揺るがされていた</p>
<p>背景が在りました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>第二回目で、「自社事業の市場と顧客」について検討するディスカッションを実施。<br />（事業における環境変化を、市場と顧客という観点から検討）<br />全体討議の中では、次の様な議論が行われました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>【参加者から多く上がった意見】<br />・このまま海外への移管が進行していけば、自社のコア技術がますます流出し、<br />危険ではないか</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>【トレーナーを交えて議論をしていく中で上がった声】<br />⇔オフショアリングは"潮流"。この大局はヘッジできない（抗えない）。<br />海外における協力者は、コストセンターを超えてコンペディターになりつつあるのと</p>
<p>同時に、広い意味では（その国が）市場にもなりつつある。<br />我々は、この前提に立てているかどうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>⇔我が社の経営方針では「ソリューション」を掲げているが、我々は何を持ってして、</p>
<p>「ソリューション」としているのか。<br />　ソリューションできるほど顧客を知り尽くしているだろうか。<br />...果たして、他と比較して、どれほど価値があるものなのだろうか。<br /></p>
<p>⇔【最終的に...】技術流出云々という事象ではなく、大局から見て、自社の置かれ</p>
<p>ている現状（前提）を捉えなおすこと。<br />その上で、形骸化している「ソリューション」という真の意味、つまり我が社の提供すべき</p>
<p>付加価値をもう一度あらため、どの領域に資源を集中させていくかを明確にすることが</p>
<p>重要なのではないか</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>　...　...　...　...<br />年が明けても、ますます、先行きが見えない市況。<br />　<br />　しかし、最新のビジネスフレームワークや先進企業の事例を知ったからといって、<br />　秘策が急に出てくるわけではありせん。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>日々感じている現実の課題を題材として、参加者－トレーナーとの議論を繰り返す</p>
<p>中で、過去の延長線上での考え方を「本当にこれでいいのか...」と客観的に見つめ</p>
<p>なおし、新たな観点を身につけながら、自社にとって最適な解決策を導いていきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>思い込みを捨てれば、不可能も可能となる　－</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の「この人に聞く」にご登場いただいた、<br />ファイテン株式会社　平田　好宏社長はこの様なお話をされていました。</p>
<p>知識や経験も大事ですが、固執しすぎればそれは時として"弊害"となり、新しい策を</p>
<p>見いだせなくなってしまいます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新たな策を思考する前に、まずは既成概念を疑う事が重要なのだと感じました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/01/post-56.html</link>
            <guid>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2010/01/post-56.html</guid>
            
                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Wed, 13 Jan 2010 15:09:33 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>－やること・やらないことを明確にする－</title>
            <description><![CDATA[<p>2009年12月22日　冬至<br />一年中で昼が一番短く、夜が一番長い日とされていますが<br />現場では、本年度のトレーニングも佳境に入り、残された時間を<br />最大限に使い、生き残りをかけて必死で学んでいる受講生がいます。<br />そんな中、今回は新規事業立案をテーマにトレーニングを行っている<br />現場をご紹介いたします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>６月、トレーニングが始まる前に事前課題として出されていた「新規事業案」<br />個々が自身の思い描く新規事業を構想し、最終的には経営層へ提案を行います。<br />初めにそれぞれが持ち寄った案を提案し、同じ考え・同じ思いを持つ<br />受講者が集まりグループごとに別れ一から新規事業を構想して行きます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>トレーナーは、新規事業を構想するにあたっての戦略を現実の事例を使い、</p>
<p>ものの見方や考え方などを示します。受講者はその新たな視点から<br />自分達の思い描く新規事業を再検討し、誰をターゲットとしているのか、<br />自社の強みは活きるのか、また、その事業に対する思いはどのくらい<br />あるのかなど、さまざまな角度から検証していきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>新規事業の構想は、初めにいろいろな案が生まれます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「これをしてみたい、これをしたら面白いのではないか」など。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし、実際に進めて行くなかでは、新規事業の斬新なアイデアに関心が行きがち</p>
<p>ですが、メリット・デメリット、自社の強み弱みを分析し、"やること・やらないこと"<br />を明確にし、既存の持っている能力を十分に活かせるか。</p>
<p>という観点を持つことが重要になるのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の「この人に聞く」のワタミ株式会社兼ワタミフードサービス株式会社<br />代表取締役社長の桑原様もおっしゃっていました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>"自社の強みが活きる事業領域に特化する"<br />ワタミグループは、強い理念のもと、自身の事業領域の選択基準を明確にし、<br />また、既存事業を含めた全体のバランスを考え新しい事業を確立されてこられました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>景気の低迷に歯止めがかからない今日、生き残れる場所を探し、<br />起死回生を目指す企業もあります。<br />しかし、それには自社の強み・弱みを把握すること。そして、強い理念を持ち、<br />自社に適した事業領域を見つけることが新規事業の始まりなのだと改めて感じました。<br /></p>]]></description>
            <link>http://www.obt-a.net/web_jinzai_magazine/enterprise/2009/12/post-55.html</link>
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                <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">現場ドキュメント</category>
            
            
            <pubDate>Tue, 22 Dec 2009 15:41:29 +0900</pubDate>
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