OBT 人財マガジン

2008.06.25 : VOL48 UPDATED

編集後記

  • 考える深さと行動

    短期的なロスと長期的なゲイン、どちらを取るか‐


    今回の「この人に聞く」で木下 耕太氏のお話の中に、
    このようなお言葉がありました。


    多くの企業は目先のことにばかり意識がいってしまい、
    将来起こりうる重大な問題については放置してしまいがちです。


    その一方で、経営人語で登場したイオンやヤマダ電機の様に、
    目先の痛みなど意に介さず、今までのスタイルを捨て、
    全く違うやり方を実践する企業もいます。


    この違いはどこから生まれてくるのでしょうか。


    それは‐未来のために今、本当に何をすべきか‐
    この問いに対して自分たちの頭で深く考えていることと、そして
    定めた目標に向かって、逃げずに行動するシビアさの差だと思います。


    今日、企業のHPで見かける、様々な取り組みやプロジェクト。
    日々どれだけの人がそれらを自分の未来として考え、
    シビアに向きあっているのでしょうか。


    「行動は信用できる。それは言葉とは違って、利害を伴うから」
    以前、教育の場でトレーナーが発した言葉が、今でも私には残っています。


    On The Business Training 協会 海津 茂史

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