OBT 人財マガジン

2012.01.11 : VOL131 UPDATED

編集後記

  • 2012年度の指針を立てる前にやるべきこと

    数年前から、断捨離という言葉が流行っている。
    断捨離とは部屋の整理整頓を行う生活術の一つであるが、
    本来の考え方は、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、
    モノへの執着から解放することであるという。

    本やテレビでも
    『トキめかないもの捨てる、迷ったら捨てる』などと目にしたことはあるが、
    私自身実際にやってみたが、やはり捨てられないものが多くあった。

    後で使うかも...、無いと不安...等々なかなか決心がつかないのだ。

    しかし、これは部屋の整理整頓に限らず経営でも同じことではないだろうか。

    昨今の日本企業では、多角化から、選択と集中による
    経営効率で業績向上を図る企業も増えている。

    多角化を目指していた企業の多くは、目先の利益を求め、
    事業を広げてきた結果、資源の拡散を招き、また、本当の自社のやるべき事、
    自社の強みを見失いかけたのではないだろうか。

    自分の身の物周りの物すら、捨てるのに悩む人が多い中、
    事業の選択をし、そこに資源を集中しなくてはいけない
    ということは非常に難しいことだと考える。

    自分(自社)はどうなりたいか...。
    自分(自社)にとって本当に必要な物は何か...。
    など、一から組み立てる必要がある。

    しかし、その前に必要なことが捨てること・決心すること。

    慌ただしく仕事が始まった2012年。
    年末の整理整頓を終えた頭で考えたはずの指針であるが、
    スーパーホテルの取材原稿を読み直し、もう一度見直す必要を改めて感じている。

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